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実績・制作事例

サイトにチャットボット設置

7. サイトごとに管理するための設定ファイルを準備する

複数のサイトを管理するための設定ファイルを準備します。
以下のチャプターでファイルディレクトリを確認しましたが、その中の「cors_config.json」というファイルです。
5. ファイルディレクトリの確認とインターフェース(HTML/CSS)作成
 
以下のように記述してください。
cors_config.json

{
  "sites": [
    {
      "token": "XXXXXXXXXXXX",
      "allowed_origin": "https://kaiza.jp",
      "daily_limit": 100,
      "handler": "simple",
      "price_json": "",
      "extra_dir": "kaiza",
      "extra_files": [
        {
          "filename": "company.txt",
          "url": "https://kaiza.jp/company/"
        }
      ]
    },
    {
      "token": "ZZZZZZZZZZZZZZZZZ",
      "allowed_origin": "https://sample.com",
      "daily_limit": 1000,
      "handler": "simple",
      "price_json": "",
      "extra_dir": "sample",
      "extra_files": [
        {
          "filename": "company.txt",
          "url": "https://sample.com/company/"
        },
        {
          "filename": "price.txt",
          "url": "https://sample.com/price/"
        }
      ]
    },
    {
      ・・・
    }
  ]
}

以下に各項目について説明します。

“token”: チャットボットを有効にするためのトークンを記述。
“allowed_origin”: チャットボットを有効にするドメインを記述。上のトークンとこのドメインの組み合わせで認証する
“daily_limit”: 1日に利用できるチャットの回数(ユーザーのチャット+ボットの回答で2回換算)を記述
“handler”: ここはチャットボット以外の機能を追加するときに使うため、現時点ではデフォルトで “simple” とする。
“price_json”: こちらも別機能用なので現時点では空にする
“extra_dir”: AIに提供する情報テキストファイルを格納するディレクトリを記述
“extra_files”: 情報テキストのベースとなるウェブページの “URL” と情報テキストファイルの実態ファイル名 “filename” の組み合わせを、会話で使用するテキストファイル分記述する
 
次の章では、今説明した中でチャットの利用回数管理と情報テキストの準備について説明します。