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実績・制作事例

AI の生成記事をWordPressサイトに直接自動投稿する

3. WordPress側の準備をおこなう

前回まででPython側の環境ができましたので、次はWordPress側の準備をします。

WP REST APIの登録

WordPressサイト側で WP REST API の認証用パスワードを発行します。
発行は次の手順で簡単にWordPressの管理画面からできます。

  1. WP REST APIでPOSTする用のユーザーを作成します。作成せず、デフォルトの管理者ユーザーでも構いません。
    次に、[ユーザー]メニューから当該ユーザーの編集画面を開きます。
    一番下に「アプリケーションパスワード」というのがありますので、「新しいアプリケーションパスワード名」を登録します。
    名称は何でも良いです。ここでは「テストアプリ」としておきます。


     

  2. すると、「テストアプリ」のパスワードが表示されてきますので、このパスワードを必ずどこかにコピーして保管しておきます。
    API接続するときに使用します。

WP REST API の登録はこれだけで完了です。

WP REST API で POSTできるサーバーのIPアドレスを限定する

上の手順で作成したAPIのパスワードを外部に漏洩しなければ、第三者から投稿されることはありません。
しかし漏洩すると結構大変なことになります。
そこで、念には念を入れて、WordPressにPOSTできるサーバーを限定しておくと良いです。(これはやらなくても挙動には影響ありません)

.htaccess に次の記述を追記します。

<IfModule mod_rewrite.c>
  RewriteEngine on
  RewriteCond %{REQUEST_METHOD} POST
  # API接続を受け付けるIPアドレスを書く
  RewriteCond %{REMOTE_ADDR} !^XXX\.XXX\.XXX\.XXX$
  RewriteRule ^wp-json/wp/* - [R=403,L]
</IfModule>

これで安全。WP REST APIの準備は完了です。
次はOpenAI APIの設定をおこないます。